私が相談者に対してとる注意点
① 経済と福祉 ② 文明と文化 ③ してやるとさせて戴く ④ 許す
誰かの相談を受けると、上記4点をカウンセリング前に心理テストで理解しカウンセリングに進みます。
職員採用時や社員研修で使用できます。
時間を見て説明していきます。
・・・続く・・・
私が相談者に対してとる注意点
① 経済と福祉
おはようございます。
カウンセリングをする時に重要なことは、
【相手を理解する】です。
年老いて体が弱くなり病院に行きたいが、
自宅と病院の間に危険な川がある。
その川に橋を架ける・・・これも立派な福祉制度です。
橋を架ける人・・・・・これも立派な福祉の人です。
そのように考えると多くの職業が福祉の仕事になります。
医療も教育も宗教も福祉の仕事になります。
今世間が言う福祉は直接福祉、その他は間接福祉。
では、
福祉だけでは食べていけません。
衣食住を賄うにはお金が必要です。
その部分を【経済】として一括りにしています。
社会を【経済と福祉】に分けています。
カウンセリングを行う相手が、
どのような考えをしているかの指針となります。
経済を優先にした考え方の人は、
地位、財産、名誉、権力、お金に考え方の基本があります。
その人の欲とも言えます。
経済学者を始め異論があろうかと思いますが、
私は相手を受け容れる時にこの2つに区分しています。
長くなります。
興味がある方だけ読み進まれて下さい。
私が相談者に対してとる注意点
② 文明と文化
国文学者ではないので異論があるかと思いますが、
そこはカウンセリングの分け方なので。。。悪しからず。
日本も100年と少し前、
江戸から明治に移る時期は、
文明開化で世界に追いつけ追い越せの時間がありました。
江戸時代には【士農工商】と【・・】の6段に分けられていました。
今も田舎に行くと一部のアホな考えをもつ人がいます。
相手や家柄を区分け(差別心)し見下す人がいます。
この数年、日本は隣国ともめています。
このもめる原因の根底には、考え方の違いがあります。
【文明と文化】で考え方の差が出ています。
相手国を観ると【やんばん と ぬひ】で差別を受けていた時期があります。
それも長期間です。
見下された制度から脱却するには、
経済(文明)を優先した、
【地位、財産、名誉、権力、お金】に考え方を集中させる人が出ています。
責めるわけにはいきません。
日本もある時期、同じような考え方をもつリーダがいたのも事実でしょう。
だが日本には、
文明を追い求めるだけでなく、相手国に少ない、
心を豊かにする多くの文化が根付いていたのも事実です
心疲れた人のカウンセリングをする時に大切なことは、
相手の考え方が、
何を基準にしているかを理解します。
経済を優先しているか福祉を優先しているか、
文明を優先しているか、文化を優先しているか。
【経済(文明)を優先か、福祉(文化)を優先か】に分け、
相手のもつ【欲の基準】が何かを探ります。
言い換えれば、経済を優先にした考え方の人は、
【地位、財産、名誉、権力、お金】に考え方の基準(物差し)をもち、人間関係でストレスを抱えている場合が多いのです。
人の脳は古今東西、殆ど一緒で、
群れ(集団)で生活し、生き抜くようになっています。
相手の心の苦痛は何か?、【考え方の誘因】は何か?
1つの判断基準になるのが、
【経済(文明)を優先か、福祉(文化)を優先か】です。
・・・続く・・・
私が相談者に対してとる注意点
③ 【してやるとさせて戴く】
何かにつけ【してやる・してやった】と、恩着せがましく相手を責める人がいます。
反対に何かの支援を受けていても、感謝の気持ちがない人がいます。
どっちもどっちです。
心を突き詰め解明していくと楽になる方法が分かります。
楽になりたければ、
上からの目線で【してやる】という考え方を【させて戴く】に気持ちを切り替えると心が楽になります。
カウンセリングの後では、楽になる方法を相手に伝えるのも重要です。
私が相談者に対してとる注意点
④ 許す・・・・・【考え方の癖を修正する】
ストレスを抱え、パニック障害や強いうつ気分をもつ人に共通する考え方があります。
躾で、心配性の親から心配性を受け継いだ人は、
自分の将来(先の事)を先読みします。
死ぬ以外の将来の出来事は何も決まったいませんし、分かりません。
人は分からない事を考えると不安になります。
不安になると【過去にこだわり】ます。
過去にこだわると悪い出来事が思い浮かび、つい将来の事を考えてしまいます。
又々過去に戻り考え込みます。
将来と過去を行ったり来たりして心に苦痛・不安感が宿ります。
過去に戻って考えると、
誰かに対し【責任転嫁】や自分を責めて【自責の念】で苦しみを深めます。
過去へ戻り先を考え苦しむのを止めたければ、
【先ず自分自身を許すのです。
同時に、怒り心頭の相手も許すのです。】
如何なる問題・理由があろうとも、
過去の時間には戻れません。
楽な気持ちが欲しければ【許す】しか方法がないのです。
許すとは、
自分と相手を大切にする、
相手を好きになる、
相手を愛す・・・事です。
身内の死や大きな金銭的な問題など簡単に相手を【許す】事はできませんが、先ず自分自身を【許す】事を実行すべきです。